“好き”が強すぎて、相手に尽くしすぎた私の話。
はじめに
「もしかして、私って都合のいい女だったのかも——。」
彼のLINEが既読スルーになって数日、
ふと目に入った“自己肯定感”という言葉に、胸がチクっとした。
恋をすると全力で尽くしてしまう。
頼まれてないことまで勝手にやってしまう。
「私が頑張れば、彼は振り向いてくれる」そう思い込んでいたあの頃の私へ。
このnoteは、恋愛で“自己犠牲”してしまう全ての女性に届けたい物語です。
私の体験を通して、「愛されること」と「尽くすこと」の違いに、気づいてもらえたら嬉しいです。
第1章:あの人に出会って、私の全てが変わった
彼と出会ったのは、会社のプロジェクトチームだった。
正直、第一印象は【無口でぶっきらぼう】。
でも、話してみると意外と優しくて、笑顔が可愛くて。
飲み会の帰り道、夜風に吹かれながら少し距離を詰められたあの瞬間、
私の心は一気に持っていかれた。
【彼の一言が、胸を締め付けるほど嬉しかった。】
「◯◯ちゃんって、ちゃんとしてるよね。すごいなって思ってた。」
この一言を聞いた瞬間、
「もっと頑張らなきゃ」
「もっと見てもらいたい」
そう強く思った。
第2章:「好き」の気持ちが、暴走していた
それからというもの、私は彼に“尽くす女”になった。
- 朝、彼より早く出社してコーヒーを準備
- 資料作りを手伝って、深夜まで残業
- 体調を崩したと聞けば、すぐに差し入れ
でも、彼からの「ありがとう」は次第に減っていった。
それでも、私は笑っていた。
【だって、“好きだから”仕方ないでしょ?】
彼が私に甘えてくれることが、嬉しかった。
でも、ある日気づいてしまった。
「私、都合のいい女になってない?」
第3章:都合のいい女の特徴【チェックリスト】
「都合のいい女」になってしまっているかも……。
そう思ったときに、私が実感した特徴をここにまとめておきます。
✅ 好きな人の予定を最優先してしまう
→ 自分の予定や体調を後回しにしてしまう。
✅ 相手から誘われると、無理してでも会いに行く
→ どんなに疲れていても「断る」という選択ができない。
✅ LINEの返信が遅いと不安になり、自分から連投
→ 常に「私、嫌われた?」と心が揺れる。
✅ 見返りを求めない“つもり”だけど、心の中では期待している
→ 「ありがとう」の一言がないだけで涙が出る。
【これ、全部私のことだった。】
第4章:なぜ“都合のいい女”になってしまうのか?
これは【恋愛依存】や【自己肯定感の低さ】に深く関係している。
● 小さい頃から「いい子」でいようとしてきた
「人に迷惑をかけない」「空気を読む」ことが正義だと思っていた。
そのクセが抜けず、恋愛でも“自己犠牲”をしてしまう。
● 自分に自信がない
→ 自信がないから、相手に“必要とされたい”と思ってしまう。
→ 「役に立てば、愛される」という思い込み。
● 恋愛に「自己価値」を見出している
→ 愛されている=私の価値、という公式が心の中にある。
【だから、どんなにしんどくても、笑顔で尽くすことしかできなかった。】
第5章:彼に言われた、最後の一言
ある日、彼からこう言われた。
「◯◯ちゃんって、いい子すぎるよね。たまには自分のこと優先しなよ。」
……あまりに皮肉だった。
私は“彼のため”に頑張ってきたのに。
その結果、【いい子すぎて重い】というレッテルを貼られた。
【あんなに尽くしてきたのに、報われなかった。】
その夜、一人で泣きながら思った。
「私、何やってたんだろう……?」
第6章:自分を大切にする恋をしよう
失恋して、心がボロボロになったけど、
私はそこから少しずつ【自分を取り戻す旅】を始めた。
- 1人でカフェに行って、本を読む時間を楽しむ
- 自分の気持ちをノートに書き出す
- 「今日の私は頑張った」と毎日自分を褒める
そして、少しずつ気づき始めた。
【私には、私を大事にしてくれる人が必要だったんだ】
愛って、無理して捧げるものじゃない。
愛される努力じゃなく、【愛される価値がある自分】をまず認めること。
第7章:本当の恋は、「私を笑顔にしてくれる人」とするもの
次に出会った人は、全然タイプじゃなかった。
でも、彼は私のことを本当に【大切に扱って】くれた。
- 「無理しなくていいよ」って言ってくれる
- 「今日のごはんどうする?」と一緒に考えてくれる
- 「ありがとう」「助かるよ」と何度も言ってくれる
その度に、涙が出そうになる。
【あ、これが“普通の恋”だったんだ】
【やっと、愛し愛される関係に出会えた気がした】
まとめ:尽くしすぎる恋は、もう終わりにしよう
「都合のいい女」になったのは、好きだったから。
でも、その“好き”は、自分を壊してまで守るものじゃなかった。
あなたは、もっと大切にされていい。
あなたは、ただ存在してるだけで価値がある。
【愛されるために、頑張らなくていい。】
【あなたが笑っているだけで、愛される資格はある。】